日本のフォークの神様と呼ばれた岡林信康が、ボブ・ディラン/Bob Dylan のエレクトリック化にも通じる大胆な路線転換を行い、フォークからロックへと踏み出した時期、1970年6月発売のアルバム、「見るまえに跳べ」で発表した曲。当時ははっぴいえんどが編曲し、バックで演奏もした。
国や社会が望むように生きるのではなく、自ら考え、自らの意志で人生を選び取ろうと人々に訴えかける歌詞がとても力強い。特に自分が幸せではないと思うのであれば、幸せをあきらめるのではなく、実現できるように前進すべきだというメッセージを伝えている。
半世紀以上を経た現在も日本では政治への不信や無力感を抱く人が少なくない。しかし、この曲は「変わらない現実」を嘆くだけでは終わらない。自分たちの望む未来を他人に委ねるのではなく、自ら考え、自らの手でつくり出そうと呼びかける。そのメッセージこそが、この歌を時代を超えて歌い継がれるプロテストソングにしている。
スタジオ録音版は比較的アコースティックなアレンジだが、ライブでははっぴいえんどのエレキギターを前面に押し出したロック色の強いバージョンで演奏されることも多い。フォークとロックが交差した時代の熱気を感じさせる一曲である。
また、岡林信康を目標にしてフォークシンガーになった松山千春もデビュー当初からカバーしていたようだ。(公式録音は2009年)
アルバム音源
私たちの望むものは |
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| 作詞:岡林信康 私たちの望むものは 生きる苦しみではなく 私たちの望むものは 生きる喜びなのだ 私たちの望むものは 社会のための 私ではなく 私たちの望むものは 私たちのための 社会なのだ 私たちの望むものは 与えられることではなく 私たちの望むものは 奪いとることなのだ 私たちの望むものは あなたを殺すことではなく 私たちの望むものは あなたと生きることなのだ 今ある不幸に とどまってはならない まだ見ぬ幸せに 今跳び立つのだ 私たちの望むものは くりかえすことではなく 私たちの望むものは たえず変わってゆく ことなのだ 私たちの望むものは 決して私たちではなく 私たちの望むものは 私でありつづける ことなのだ 今ある不幸に とどまってはならない まだ見ぬ幸せに 今跳び立つのだ 私たちの望むものは 生きる喜びではなく 私たちの望むものは 生きる苦しみなのだ 私たちの望むものは あなたと 生きることではなく 私たちの望むものは あなたを殺すことなのだ 今ある不幸に とどまってはならない まだ見ぬ幸せに 今跳び立つのだ 私たちの望むものは 私たちの望むものは… |
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| ライブ演奏 松山千春 山本コータロー のカバー 松山千春 2000年のカバー (アルバム 再生) 阿部芙蓉美 映画OST 岡林信康 の曲 くそくらえ節 おまわりさんに捧げる唄 それで自由になったのかい 手紙 戦争の親玉(日本語) |
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