WE SHALL OVERCOME
パンデミック条約/Pandemic Treaty
メック・ピースア ヴェノム/Mek Piisua feat. VENM
韻暴論者

この曲は、日本の主要マスメディアではほとんど話題になっていない 世界保健機構（World Health Organization/WHO) が作成して提案しようとしているパンデミック条約に反対し、日本政府がこの条約を批准することに対して抗議、阻止するために作られた。この条約のために2005年に定められていた 国際保健規則(International Health Regulations/IHR)の改定も行われることが決まった。

この条約の批准国になると、WHOが感染症による世界的なパンデミックを宣言すると、各国の政府が取るべき措置をWHOが決めることができるようになる。 WHO は国連の一機関として存在している。しかし、WHO の資金を最も拠出しているのはアメリカ合衆国であるため、アメリカの利益のために動いている部分は否定できない。 アメリカで特に強い力を持ち、今回の新型コロナ感染症で大きな力を見せつけた製薬会社の意図が大きく反映されることは間違いないと言えるだろう。また、今回の新型コロナの発祥地と言われている中国の影響も考慮すべきだ。

国連そのものが元々戦勝国の連合から始まっているし、常任理事国は全て核兵器保有国だという事実からして、国連について懐疑的になれば、WHO の中立公平性にも疑問を抱かざるを経ない。

そのWHOが提案するパンデミック条約が感染症による国際的な緊急事態宣言を発出することにより、世界の国々をコントロールできるようになることが懸念されている。具体的にはワクチン接種の義務化、ワクチンパスポートの導入などが検討されている。

特に日本は国連常任理事国、いわゆる戦勝国連合の敵国で未だに敵国条項に縛られているのだ。このような立場では WHOが何をどう決めようが、日本政府や国民の意思に関わらず従わざるを得ないのかも知れない。そして、いざパンデミック宣言が成されると真っ先にWHOのコントロール下に置かれるのかも知れない。

そうならないように、せめてパンデミック条約を批准しないように政府に強く訴えよう。 この作品は、そのために、日本から飛び出て海外を拠点にメッセージを発信し続けているラッパー MEK PIISUA/メック・ピースアが 同じくラッパーの VENM/ヴェノムと共に作曲し、製作費用をインターネットを通して一般から募って調達した上でようやくミュージック・ビデオ完成までたどり着いた労作である。ビデオには英訳された歌詞も表示される。 完全に権力側とはつながっていない、ポップなラップである。

この勢いはさらに、MEK PIISUA/メック・ピースア が率いるラップユニット、韻暴論者 のREMIX につながっていく。 新しい歌詞が展開され、さながら続編のようになっている。 このページで両方紹介する。

ラップの部分は難しいとしても、繰り返しの部分だけでもみんなに大きな声で叫び続けてほしい。

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メック・ピースア＆VENM 英訳歌詞　韻暴論者REMIX