プロテストソング・トピカルソングの傑作集We Shall Overcome
1985 (Nineteen Eighty-Five)
ザ・ブルーハーツ THE BLUE HEARTS

1985年に発表されたザ・ブルーハーツの歌。アメリカ広島長崎への原爆投下により日本が敗戦したことをテーマにした、反戦メッセージソング。 原爆投下および終戦40周年にちなんで作られた歌詞。 日本列島を「放射能に汚染された島」という過激な表現を使っているが、人類はいまだにそのときから大きな進歩をとげられていない。 原子力の平和利用の美名の元で軍需産業を太れせ続けている状況である。その結果が2011年の福島第一原発事故だったのである。これは人災であり、極端にいえば知ってても止めようとしなかった原子力自爆(原爆)だったのである。

発表時には公式アルバムには収録できなかったので、コンサート会場でソノシートレコードで配布した。 活動前期のベスト盤で初めて正式にアルバムで発表された。 

 

1985
Nineteen Eighty-Five

作詞・作曲: 甲本ヒロト

1985 国籍不明の
1985 飛行機が飛んだ
風を砕くのは銀色のボディ 
謎のイニシャルは誰かの名前

僕達がまだ生まれてなかった 
40年前戦争に負けた
そしてこの島は歴史に残った 
放射能に汚染された島

1985 求めちゃいけない
1985 甘い口づけは
黒い雨が降る死にかけた街で 
何をかけようかジュークボックスで

1985 今、この空は神様も住めない 
そして海まで山分けにするのか 
誰が作った物でもないのに

1985 クリスマスまでに 
サンタクロースのおじいさんの 
命が危ない
1985 選挙ポスターも
1985 あてにはならない

僕たちを縛りつけて
独りぼっちにさせようとした
全ての大人に感謝します
1985年日本代表ブルーハーツ
1985、1985
真島昌利作詞の「アメリカ魂」by ザ・ハイロウズ
真島昌利の「俺は政治家だ」
真島昌利作詞の「チェルノブイリ」by ザ・ブルーハーツ