プロテストソング・トピカルソングの傑作集WE SHALL OVERCOME
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Stevie Wonder /スティービー・ワンダー

スティービー・ワンダー/Stevie Wonder が1973年にアルバム、インナービジョン/Innervision に収録し、シングルとしてもヒットさせた曲。輪廻転生がテーマになっていると言われる。 去年11月、アメリカの当時 ジョー・バイデン/Joe Biden 大統領候補のキャンペーンでライブを行った際、この曲が1曲目だった。

歌詞の中で 2番めの節こそ今、まさに肝に命ずべきものではないか。 

権力は嘘をつき続ける〜人々が死に続けているのに〜世界は回り続ける〜そんなに時間は残ってないから

ここでいう嘘はドナルド・トランプ/Donald Trump 大統領について言っているように聞こえるが、決してそうではない。すべての権力者を表しているので誤解はしないでほしい。

歌詞の中で、すべての主語がそのことを続けるのだが、最後に眠れる人は眠りから覚めるという。この辺りは抑圧されている人々へもう立ち上がるときではないかと呼びかけているように聞こえる。

恋人たちは愛し続ける〜信者たちは信じ続ける〜寝てる者は目覚める

管理人はスティービー・ワンダー/Stevie Wonderの曲を聞き始めた頃にこの歌詞の内容に驚いたことを覚えている。



Higher Ground/ハイアー・グラウンド
Stevie Wonder/スティービー・ワンダー


作詞: Stevie Wonder

People keep on learning
Soldiers keep on warring
World keep on turning
'Cause it won't be too long

Powers keep on lying
While your people keep on dying
World keep on turning
'Cause it won't be too long

I'm so darn glad he let me try it again
Because my last time on earth
I lived a whole world of sin
I'm so glad that I know more than I knew then
Going to keep on trying
'Til I reach my highest ground

Teachers keep on teaching
Preachers keep on preaching
World keep on turning
'Cause it won't be too long
Oh no


Lovers keep on loving
Believers keep on believing
Sleepers just stop sleeping
'Cause it won't be too long
Oh no

Repeat

'Til I reach my highest ground
No one's going to bring me down
Oh no
'Til I reach my highest ground
Don't you let nobody bring you down
(They'll sho 'nuff try)
God is gonna show you highest ground
He's the only friend you'll have around
'Cause the rest of the world will bring you down

訳詩:管理人

人々は学び続ける
兵士たちは戦争し続ける
世界は回り続ける
そんなに時間は残ってないから

権力は嘘をつき続ける
人々が死に続けているのに
世界は回り続ける
そんなに時間は残ってないから

僕は嬉しい、彼が僕に再挑戦させてくれたから
地上での最後は
罪深い世界で生きたから
その時より多くのことを知っているのが嬉しい
挑戦し続ける
最高の場所にたどり着くまで

教師は教え続ける
牧師は説教し続ける
世界は回り続ける
そんなに時間は残ってないから
そう、残ってないさ


恋人たちは愛し続ける
信者たちは信じ続ける
寝てる者は目覚める
そんなに時間は残ってないから
そう、残ってないさ

くりかえし

最高の場所にたどり着くまで
誰も俺を引き下ろせない
ああ、誰にもさ
最高の場所にたどり着くまで
誰にも引き下ろされたくないだろう

神様が最高の場所を見せてくれるだろう
彼こそ君の周囲にいる唯一の友だ
残りの全ての世界は君を引き落とすだろうから

ライブ映像2編〜歌詞の緑色の部分はどちらも歌われません。
おそらく、シングルでは省略されたのでしょう。

1973年当時のテレビ出演映像



去年2020年、ジョー・バイデン大統領候補のキャンペンでのライブ、この曲でスタート。

STEVIE WONDER
Living for the City/汚れた街
Apartheid/アパルトヘイト
FRONT LINE/フロント・ライン

Someday at Christmas/想い出のクリスマス

with Paul McCartney
Ebony and Ivory/エボニー&アイボリー

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