看護師からミュージシャンになったうぴ子は自作自演で歌い方が中島みゆきを彷彿させることから「令和の中島みゆき」との異名を取っていで、メッセージ性の強い歌を発表し続けている。
この翼の折れた弱き戦士たちよ は、若者が自死を選ばざるを得ない現代の日本社会について批判的に歌った曲で、2022年に投稿された映像や音声がSNS上で拡散されて話題になり、2024年7月20日に配信スタートした。
感情のこもったパワフルで深い歌唱は聞く人の心を揺さぶるに違いない。そして若者の目線から見た現代社会の描写とメッセージは現代の中高年はじっくりと聞いて理解すべきだ。
翼の折れた弱き戦士たちよ |
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作詞:うぴ子 皆同じ方向に行進してる 誰一人として同じ人はいないのに その光景が不自然で仕方なかった 個性を削って同じ型にはめて 誰かが作った「常識」を演じてる 適応出来なければ弾かれる 同意しなきゃ冷ややかな目で見られる 流れに流れ着いた場所は何処だ 地面の砂利に膝の肉が食い込む 「がんばれ」なんて言葉 もう聞きたくないよ もう歩けないよ もう歩き疲れたよ それでも雑居ビルの狭間に咲いた 小さい花のようにしぶとく生きれたら ネットのニュースを見れば 一番多い死因が自殺らしい 怖くて恐ろしい「死」を 自らの手で選んでしまうよな そんな社会が世界が一番怖いよ 屋上の手すりを強く握りしめてる きっと死にたかった訳じゃなかったんじゃないか? きっと生きることが出来なかったんだろ 誰もいない部屋で静かに骨に成った 少年少女よあの世で幸せになれ 心に傷を負った弱き戦士たちよ どうかどうか破れないでおくれ 一寸先は光か または闇なのか そんなことはどうでもいい、どうでもいいから 誰かの命の灯火が消えたとしても 肖たり前のように陽は昇り沈む まだその足は動くか? まだその手は暖かいか? まだ見ぬ明日を掴める力はあるか 喉を焼く |
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正式スタジオ録音音源 喉を焼く |