アメリカ合衆国のニュー・オーリンズを拠点に活動している ラスボーン/Rathbone がネットを通して発表している曲で、アメリカというのはテロを起こす国だという主張を込めた歌。
ミュージックビデオは縦動画で発表されており、その映像を見るとメッセージがはっきり分かる。オープニングは2001年9月11日の同時多発テロ時の世界貿易センタービルの破壊を思わせる映像である。
続いて、1954年のグァテマラ革命とハイチ占領(1915年)、インドネシアによる東ティモール侵攻(1975)を例に挙げている。
そして、アメリカの歴史はCIAやFBIを使って心理戦術を使って様々なテロを起こしてきた歴史だと訴えている。
この曲はインターネット上のシングルとして2022年1月に発売され、1年後、2023年の同タイトルのアルバム発売時に最後の曲として Living In America B-Side が追加された。(ページ後半で紹介)
この歌手についてはまだ詳細がわからないが、2020年代から社会批判のメッセージを込めた曲をインターネットを通してリリースし続けている。何曲かがTIKTOKやINSTAGRAMなどのSNSの動画で使われ拡散されている。
RATHBONE ON FACEBOOK BANDCAMP YOUTUBE INSTAGRAM
Living In America
|
||
---|---|---|
|
作詞:Rathbone Living in America is living in a terror state The US of A, what a terror! What about Guatemala in 1954? What about Haiti or East Timor? What about Ronald Reagan? He just said the lines they gave him And so the people are lambs run by conglomerations We're oh so happy with the program America (America, who are your donors that buy your elections?) America (America who writes your laws that take away women's rights?) America (America, who are in your cages?) America (America, where are our wages?) Right up to the present day, now we have the CIA and the secret police, AKA FBI Runnin' Ops: Psy It's on a global scale It's so easy, too deceiving When every word has two meanings Socialism for the rich, The poor get harsh free markets The word "conservative" meant Little to no government In practice, it's highly authoritarian In America (America, who claims your disasters? America (America, genocide and slavery?) America (America, defending freedom in the name of social justice?) America (America, I'm disappointed) America |
和訳:管理人 アメリカに住むことはテロの国に住むこと A合衆国、なんと恐ろしい! 1954年のグアテマラはどうだった? ハイチや東ティモールは? ロナルド・レーガンはどうだった? 彼はただ、彼らが与えたセリフを言っただけだ だから国民は財閥に牛耳られた子羊なんだ。 ああ、我々はこのプログラムで幸せなのだ アメリカ (アメリカよ、選挙を買う献金者は誰だ?) アメリカ (女性の権利を奪う法律を書くのは誰だ?) アメリカ (アメリカよ、おまえの檻の中にいるのは誰だ?) アメリカ (アメリカよ、我々の賃金はどこにある?) そして現在に至る、 俺達にはCIAがあり、 そして秘密警察、別名FBIもある 心理作戦を展開している 世界規模でのことだ とても簡単で、あまりにも欺瞞的だ すべての言葉に2つの意味があるなら 金持ちには社会主義、 貧乏人には過酷な自由市場 「保守」という言葉は どの政府にもほとんどない 実際には、非常に権威主義的である アメリカでは (アメリカよ、誰が災害を要求する? アメリカ (大量虐殺と奴隷制?) アメリカ (アメリカよ、社会正義の名の下に自由を守るのか?) アメリカ (アメリカよ、俺は失望した) アメリカ |
この曲は Living In America のアルバムの最後の収録曲として発表された。タイトルはほぼ同じだが曲は違う。アメリカ社会の問題点を歌った曲でほとんど占められているアルバムの最後を飾るにふさわしく、アメリカの社会構造、支配階級と被支配階級の関係が表現されている、とても本質的な内容の歌詞になっている。
こちらの歌詞では国家間の貧富の差、企業が自らの利益のために政府をコントロールしているということ、ウイルス、ワクチンで設けているファイザー社のこと、タックスヘイブンで脱税している大企業のこと、バイデン政権の中東との癒着など、鋭いところを突いている。
そのようなアメリカ合衆国では国民から集めたお金は国民に還元されず、軍事産業やハイテク産業へと流れていると告発している。権力層の中にだけ民主主義が機能しており、一般国民は彼らの敵や脅威でしかないと歌っている。
アメリカの属国的な存在の日本もそのシステムの下部構成要素になっていると、管理人は思っている。
Living In America B-Side
|
||
---|---|---|
|
作詞:Rathbone *America, uh huh, Living in America, uh huh Living in America Corporate power, corporate interest Unaccountable indifferent to the public In a crisis, it's a class war but one-sided Look at Pfizer profiting a virus, vaccine patents Millions dying Poorest countries get the slightest Here in America, it's one-sided Repeat * Offshore havens tax evasions Private profits, public payments Inculcated with mass precision Watch your sports, don't pay attention While the top tier, captains of industry continue to be engorged with impunity Two hands restricting the spigot Vassal states, no choice bootlick it Repeat * Look at Biden shaking hands with OPEC Paying out lip service with climate rhetoric Abrogated with mass indifference All these states are vassals to the super-rich Where, oh where, oh where goes the money military science and hi-tech industry Never to the public, the public is enemy Never to the public, we are the threat of democracy Repeat * |
和訳:管理人 *アメリカ、ハァハァ、 アメリカに生きる アメリカに生きる 企業の権力、企業の利益 国民に無関心で説明責任を果たさない 危機に陥れば、それは階級闘争だが、一方的だ ファイザーがウイルスやワクチン特許で利益を得ているのを見よ。 数百万人が死んでいる 最貧国はわずかしか得られない ここアメリカでは一方的だ * くりかえし オフショアヘイブンの脱税 私的利益、公的支払い 大衆に正確に教え込まれる スポーツを見よう、気にするな 最上層部、トップクラスの産業界の大物たちは 平然と免責されて貪り食っている 両手で蛇口を締める 属国は長靴を舐めることしか選択できない * くりかえし オペックと握手するバイデンを見よ 気候変動に関する美辞麗句でリップサービスをする 大衆の無関心によって破棄される これらの国家はすべて、超富裕層の属国だ。 カネはどこへ、どこへ、どこへ行く 軍事科学とハイテク産業 国民には来ない、国民は敵だ 国民には来ない、我々は民主主義の脅威なのだ。 * くりかえし |