イギリス出身で15年間路上パフォーマーとして世界35か国を巡り、今はカナダを拠点に活動しているシンガー・ソングライター、フォーク歌手、マーチン・カー/Martin Kerr が2025年8月にリリースしたアルバム、 Overdue for a Revolution に収録した曲。このアルバムのタイトルの意味は「そろそろ革命が起きてもいい頃だ」という意味。
この過激とも思える同タイトルの曲と、社会問題をテーマにした曲を多数歌っていて、その多くは有名な曲の替え歌である。 この曲も コールドプレイ/COLDPLAY の VIVA LA VIDA の替え歌である。
彼はSNS上で自ら引き語りでこの曲を歌った動画も公開している。
この曲はイスラエルによるガザ地区への攻撃を大量虐殺(ジェノサイド)だとして批判する内容である。
今、アメリカ合衆国ではイスラエルに武器を提供している政府に対して抗議するデモが盛んに行われ、多くの逮捕者が出ているようだ。 マーチン・カー/Martin Kerrはそのような抗議運動で撮影されたと思われる映像をつなげてショート動画を投稿してもいる。歌詞の下部に和訳字幕を付けたその動画を掲載する。
さらに興味がある方は国連パレスチナ権利委員会の動画をこのページの最下部に配したのでご覧あれ。
GENOCIDE/大量虐殺 |
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作詞: *I hear the children of Gaza screaming Videos of their bodies beaming Round the planet on social media Cutting through all the crap they feed ya Ministers and their generals Laugh while blowing up boys and girls Never a way to hide This is a full-on genocide I used to dream of peace Coming to the middle east Bringing democracy and human rights Oh America's there with military might For years and years they've held the key Now the world can't help but see Brown people are collateral When you wanna rule the world REPEAT * I hear the mothers of Gaza crying Watching all of their children dying Be their mirror, they’ve got no shield Let them live and their wounds be healed Jesus, Ghandi and Dr. King Would never be silent at such a thing Make all your voices heard If you wanna change the world Make all your voices heard Maybe we can change the world |
和訳:管理人(with ChatGPT) ガザの子どもたちの叫び声が聞こえる 彼らの遺体の映像が ソーシャルメディアで世界中に流れ 押し付けられる嘘をすべて切り裂いていく 大臣たちや将軍たちは 少年少女を爆撃しながら笑っている 隠す術などない これは完全なるジェノサイドだ 僕は平和を夢見たものだ 中東にて実現される 民主主義と人権意識が取り入れられ ああ、アメリカは軍事力でそこにいる 何年も何年もカギを握って来た 今、世界は見ているしかない 茶色い人々は巻き添えになっている 世界を支配したい者たちによって * くりかえし ガザの母たちの泣き声が聞こえる わが子が次々と命を落としていくのを見ながら 彼らの「鏡」になってほしい―― 声なき叫びを映し出す存在として 彼らには「盾」がない―― 守ってくれるものが、どこにもないのだから 生きることを許し、その傷が癒えるようにしてほしい イエスも、ガンジーも、キング牧師も こんな不正に沈黙などしなかっただろう |
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記事中でご紹介した和訳付きのショート動画 |