プロテストソング・トピカルソングの傑作集WE SHALL OVERCOME
一握り人の罪
(ひとにぎりびとのつみ)
作詞・歌唱:沢田研二 作曲:大山泰輝

1970年代〜80年代、日本のお茶の間の大スター、沢田研二は東日本大震災の翌年、2012年4月にF.A.P.P.を含むマキシ・シングル、3月8日の雲という福島第一原子力発電所事故東日本大震災についてのトピカルソング集を発売して世の中を驚かせた。彼は翌年2013年3月11にも続編Prayを、そして更に2014年3月11日に同じコンセプトのマキシシングル、3年想いよを発売した。 テレビで歌えるはずがないことを知りながら!

沢田研二は反原発の強い意志を3年連続で合計12曲もの反原発ソングを発表することで表明してきた。こんなこと、今までどの歌手にもできなかったことである。特に一時は人気の頂点に立った歌手にとってはものすごい勇気が必要だったであろう。 いや、むしろ有名人だからこそ周囲が認めてくれるとも言える。 彼の勇気ある行動に、もっと多くの有名なスターたちが同調してジュリーの後に続いてくれたらどんなに励みになるだろうか。

この曲はマキシシングル3年想いよの4曲目に収録された、原発を誘致した地域と東電との関係を歌っている。本当にジュリーは人生を賭けているということを力強い歌声からも感じることができる。



MP3(左) 三年想いよ(右)

反原発一握り人の罪

作詞:沢田研二

昔、海辺の小さな寂れかけてた村に
東電が来て原発早く作りたいと

国の肝入り工事は直ぐに道路を通し
海岸や丘削って反対意見は軽んじ
機動隊投入

東電側も信じた
受け入れ側も信じた
安全神話鵜呑みに
一握り人の罪

海が命の漁師は
海が死ぬのを怖れた
村はいびつに裂かれた
一握り人の罪
嗚呼無情

いつか原発廃炉に、
除染は何年先
東電は未来型エネルギーに
無関心か

国もただこまぬくだけ、
被災地に 僕たちに
復興遅々と進まず
国は荒むよ
僕らに還して国を

原発に乞われた町
原発に疲れた町
神話流布したのは誰
一握り人の罪

原発に怯える町
原発に狂った未来
繰り返すまい明日に
一握り人の罪
嗚呼無情
沢田研二の F.A.P.P.
脱原子力発電ソング特集
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