プロテストソング・トピカルソングの傑作集We Shall Overcome
To Washington/ワシントンへ
by John Mellencamp

Trouble No More by John Mellencamp「現代アメリカンロックの良心」・John Mellencamp がニューヨークでの同時多発テロ後の初アルバムに収録したこの曲は、歌詞を読むと分かるように明確なアメリカのブッシュ政権批判の曲です。 

アメリカ音楽のルーツを探って Woody Guthrie などを研究した彼らしく、サウンドも昔のフォーク調、歌詞もプロテストソング全盛期の60年代風と、今では珍しい作風のプロテストソングに仕上がっています。 最新の60年代フォークといった趣。

出だしの8年間の部分はクリントン政権のことを表していると思われます。 それを「平和と繁栄」と表現するのはどうかと思いますが、おそらく、今のブッシュ政権と比較すればそうも言えるということと理解したいと思います。

To Washington
ワシントンへ

作:John Mellencamp

Eight years of peace and prosperity
Scandal in the White House
An election is what we need
From coast-to-coast to Washington

So America voted on a president
No one kept count
On how the election went
From Florida to Washington

Goddamn, said one side
And the other said the same
Both looked pretty guilty
But no one took the blame
From coast-to-coast to Washington

So a new man in the White House
With a familiar name
Said he had some fresh ideas
But it's worse now since he came
From Texas to Washington

And he wants to fight with many
And he says it's not for oil
He sent out the National Guard
To police the world
From Baghdad to Washington

What is the thought process
To take a humans life
What would be the reason
To think that this is right
From heaven to Washington
From Jesus Christ to Washington

2003.
訳詩:不詳

8年の平和と繁栄
ホワイトハウスのスキャンダル
必要なのは選挙だ
太平洋岸から大西洋岸のワシントンまで

アメリカは一人の大統領に投票した
誰も開票状況や
選挙がどのように進行しているか把握できず
フロリダからワシントンまで

片方が「何てことだ」と言い、
もう片方も同じく言って
両方ともとってもかなり有罪に見えた
しかし誰も責められない
太平洋岸から大西洋岸のワシントンまで

だから聞いたことある名前の
ホワイトハウスの新人が
新鮮なアイディアがあると言った
しかし彼になってからもっと悪くなってる
テキサスからワシントンへ

彼は多くと戦いたがり
それは石油のためではないと言う
彼は州兵を送った
世界の治安を正すために
バグダッドからワシントンまで

どうして考えているのだろう
人間の命を犠牲にするのに
どんな理由があるのだろう
これが正しいと考えるのに
天国からワシントンまで
キリストからワシントンまで