スウェーデンの世界的な人気バンド、アバ/ABBA が1976年に発表したシングル。
朝から晩まで働きっ放しなのに生活が全然豊かにならない女性が、お金持ち男と結婚したり、ラスベガスやモナコで大儲けすることを夢見る歌。
サウンドはとても愉快に聞こえ、楽しい歌に聞こえるが、メッセージの内容は決して明るくない。 いくら働いても豊かになれない人々と、働かないで遊んでいても贅沢がし放題のお金持ち達が世の中に存在してお互いに相容れない関係、住む世界が違うということを浮き立たせてくれる。
もし、RICH MAN の man を「人」ではなく「男性」として解釈するなら、男女間の所得格差というのも関連付けることができる。
また、「お金は FUNNYに違いない」と、funny で形容しているところは、money と韻を踏ませてるとしても、金持ちはちょっと狂った理解し難い人々だという気持ちが込められているのではないかと管理人は勝手に推測している。 特権階級のペドフィリアなどの奇怪な習性を仄めかしているというのは考え過ぎだろうか。
Money, Money, Money
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作詞: Benny Andersson, Stig Andersson, Björn Ulvaeus I work all night, I work all day, to pay the bills I have to pay Ain't it sad? And still, there never seems to be a single penny left for me That's too bad In my dreams, I have a plan If I got me a wealthy man I wouldn't have to work at all I'd fool around and have a ball Money, money, money Must be funny In the rich man's world Money, money, money Always sunny In the rich man's world A-ha, ah All the things I could do If I had a little money It's a rich man's world A man like that is hard to find, but I can't get him off my mind Ain't it sad? And if he happens to be free, I bet he wouldn't fancy me That's too bad So I must leave, I'll have to go To Las Vegas or Monaco And win a fortune in a game My life will never be the same Repeat ~ ( x 2) It's a rich man's world |
訳詩:管理人 毎晩、毎日働く 請求書の支払いのために 悲しいでしょ? それでも自分のためには一銭も残らない気がするの とても残念 私が夢見見ていた計画がある もし私がお金持ちの男と結婚したら ひとつも働かなくていい 遊び歩いてダンスパーティー三昧 カネ、カネ、カネ 可笑しいに違いない お金持ちの世界では カネ、カネ、カネ いつも輝いている お金持ちの世界では あ~あ、 やりたいことは何でもできる 少しでもお金があったなら お金持ちの世界 そんな男はなかなかいない だけど心の中から拭い去れない 悲しいでしょ? もし彼がたまたまシングルだったとしても 私なんか気に留めないに違いない とても残念 だから私は行かなくちゃ ラスベガスかモナコへ ゲームで大儲けする そしたら生活は大きく変わる お金持ちの世界 |
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映画 マンマ・ミーア/Mamma Mia でメリル・ストリープ/Meryl Streep が歌ったシーン 日本語直訳カバー |